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Q and A プログラミング総論

【Q and A】プログラミングスクールに通うために上京するのはアリですか?

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最近非常によくお目にかかる質問に回答させていただきます。

質問

ニートです。(あるいは仕事はしていますが今の職に魅力を感じません。)

プログラマに成りたいと思います。

プログラミングスクールに通えばプログラマに成れると聞きました。

地方に住んでいるので近くにプログラミングスクールがありません。

上京して通うのはアリですか?

回答

結論から言うとナシだと思います。

管理人の偏見

実は、プログラミングスクールについて管理人は、ネガティブなイメージを持っていましたが、最近になって考え方を変えました。

ネガティブなイメージと言うのは、とても就職できるはずはないと考えていたのです。

プログラミング実務経験者からすると、半年程度勉強しても即戦力にはなれないというのが支配的な見方です。また、2年制の専門学校、大学、または大学院でコツコツ勉強してきた人には勝てません。

新卒で就職する人はプログラミングスクールなんて使いませんし、既卒では、実務経験を伴わないスクール卒業生は相手にされないと考えていました。

なので、プログラミングスクールを利用してプログラマに転職するのは、ちょっと無理があるんじゃないかと考えていました。

また新しいタイプの悪質業者が出てきたな~、と言う程度の認識でした。

しかし、本 Web サイトを立ち上げて、Twitter で現代のプログラマの方と交流するようになって、考えを改めました。

プログラミングスクールを利用して、ニートや他の業界から、プログラマに就職した人が多数いたのです。

なので、プログラミングスクールを利用してプログラマに就職(または転職)と言うのは現実的なのではないかと考えるに至りました。

今までの考え方が偏見だったと反省しております。

なので、プログラミングスクール自体は否定しません。

しかし、しかし、ですね…

プログラミングスクールに行くために上京するのはお勧めしません。

以下、お勧めしない理由を解説します。

審査が通らない

上京しようと思うと、どこかに家なりアパートなりマンションなりを借りないといけません。

これには審査があります。

つまり、貴方がちゃんと家賃を払えるかどうかをチェックされるのです。

プログラミングスクールに行くために住宅を借りるという動機で審査に通るかどうかは、はなはだ疑問です。

2年制の専門学校や、大学、または大学院に行くために住宅を借りるのであれば、審査は通りやすいと聞いています。

もっとも、審査なし(賃貸保証会社無し)の物件もわずかながらありますが、その場合、保証人を立てる必要があります。

稀に、頼れる家族もいないのに上京したいという方がいますが、保証人を頼める人がいないのであればかなり厳しい状況だと言わざるを得ません。

上京するといくらぐらいかかるか?

上京してプログラミングスクールに半年間通った場合に必要な資金を試算してみます。

家賃

まず、家賃は7万円前後見ておく必要があります。

しかしこれには妥協の余地があります。

東京都外の交通の便が悪い場所に住めば、もう少し安く抑えることができます。しかし、この場合、通学交通費がかかるので、一概にそれが良いとは言えません。

ここでは家賃7万円で考えてみます。

まず、住宅を借りるには初期費用が必要です。少なくとも、大体、月の家賃の4倍程度を見ておく必要があります。

7万円×4カ月=28万円

初期費用の内訳としては、不動産仲介料、敷金礼金、賃貸保証料、火災保険料、初月の家賃等が入ります。

敷金は退去時に戻ってくることになっていますが、あまり期待しない方がいいでしょう。

これに更に、退去する際に解約手数料がかかる場合があります。

次に1ヵ月の生活費について考えてみます。

食費

一人暮らしの場合、自炊をしても効率が悪いです。家庭でまとめてたくさん作るからこそ食費を節約できるのです。

そうすると、食事はコンビニや弁当屋の既製品で済ませることになります。

そうすると、1食当たり500円ぐらいかかります。

500円×3食×30日=4万5千円

もっともこれは贅沢した場合の計算結果です。

3食チキンラーメンにしてしまえば、卵を乗せたとしても大幅に節約することができます。

チキンラーメンは1食100円です。

100円×3食×30日=9千円

もっとも、こんな食生活を半年も続けたら体を壊しますので非現実的な試算です。(私はチキンラーメンを否定する気は一切ございません。むしろ1日に1食ぐらいならチキンラーメンを食べたくなるぐらいのチキンラーメン好きです。)

次に水道費、光熱費、通信費について考えてみます。

水道費、光熱費、通信費

これは1万5千円以内に抑えることができます。電気水道ガスは、独り暮らしなら月5千円もあれば十分です。あとはスマホ通信費、インターネット回線費ですが、プログラマを目指すのでしたらこれらの費用は絶対に必要でしょう。

なお、スマホは格安スマホを使えば大幅に浮かせることが可能です。

合計いくらか?

28万円+(7万円+4万5千円+1万5千円)×6カ月=106万円

なお、個人差が大きいために無視しましたが、これに住民税、国民年金、国民健康保険料がかかります。人によってはこれらだけで、20万円以上かかるという方もいるかもしれません。

というわけで、上京して半年間プログラミングスクールに通勤するのに必要な生活費は100万円を軽く超えます。もちろんこれにはプログラミングスクールの費用は含まれていません。

なお、ここでは審査が通ることを前提にしてきました。審査が通らない場合の代替案として半年間長期でホテルを借りてしまうという方法があります。

実は、東京都内で1泊3500円で借りれるホテルがあります。住宅を借りるのではなく、ホテルを借りた場合の価格についても試算してみます。

(3千500円×30日+4万5千円+1万5千円)×6カ月=96万円

住宅を借りるよりは安くなりました。審査も無いことですし、こちらがマシかもしれません。

以上、計算の結果はあくまで試算であり、正確性を保証するものではありません。上京する場合は慎重に考えてください。

アルバイトはお勧めしない

よく、生活の足しにするためにアルバイトをしたい、という方を見かけますが、全くお勧めしません。勉強のために上京するのですから、休みの時間も勉強に費やすべきです。

これは、大学生の場合にも言えることで、アルバイトをし過ぎて留年する大学生がいますが、本末転倒だと思います。

通信講座がお勧め

先に述べた通り、プログラミングスクールは有用なものだと思います。

しかし、上京して通学となると、ちょっと現実的とは言えない費用が発生するのです。

また、プログラミングスクールを利用したからと言って必ずしも職が見つかるとは限りません。少なくとも、2年制の専門学校に比べると学歴として見劣りするでしょう。そしてプログラミングは適性有無が分かれる分野なので、ドバっと投資するにはリスクが大きいのです。

そこで、通信講座をお勧めします。スクールによっては通信講座を実施しているところもあります。

まとめ

プログラミングスクールは有用だと考えます。

しかし住宅の審査があるため上京しての通学は厳しいと思われます。

もし可能だとしても、半年で生活費が100万円以上かかる可能性があります。

通信講座の利用をお勧めします。


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